男性であれば仕事で成功することは誰もが願うことかと思います。バリバリ仕事をしている男性は素カッコいいですし、女性からみても憧れの存在ですよね。そんな男性にとって人生そのものとも言える仕事に関連して、ズバリ出世する人を四柱推命の観点からみてまいります。
出世する男性には官星や財星が必要!
まず、四柱推命では仕事の意味を持つ星は官星になります。官星には正官と偏官の2つがありますが、正官は勉強して得た良い仕事や頭脳を使う仕事などの意味合いもあり、一方、偏官は正官と対照的に、動き回ることや体力を必要とする仕事などとも見ることができます。このように書くと偏官の方が劣るようにもとられがちですが、歴史上名を遺した人には必ずと言っていいほど偏官を持っています。正官と偏官は命式中に1つあることが望ましく、両方持つ男性は仕事において迷いが生じやすくなります。
仕事運が良い命式の1つには、正官と財星を持つ人です。財星が正官を強めるので仕事運も上がりますし、逆に偏官の場合は食神があれば正官の働きに近くなり良い仕事を得るとみることができます。その男性自体の強さをみるには官星を印従してみます。印従とは官星のある天干や蔵干からその柱の地支を見て割り出しますが、正官や偏官が建禄、冠帯、帝旺、長生などの強い12運が出ていれば、その男性自体がエネルギッシュなわけですから精力的に仕事をこなし出世や昇進も期待できます。
一行気得格や年上正官格も相当な発展力あり!
別の見方では貴格と呼ばれる特殊な命式の場合も大発展する人でその幸運力には絶大なパワーがあります。ただし、貴格が破れていないことが条件になります。貴格にはいくつかのタイプがありますが、その一つに「類象(るいしょう)」もしくは「一行気得格(いっこうきとくかく)」というものがあり徳の高い命式です。一行気得格とは、四柱の干支が一つの五行で成立している場合を言います。
五行木気(春) 天干=甲乙 地支=寅卯辰
五行火気(夏) 天干=丙丁 地支=巳午未
五行土気(土) 天干=戊己 地支=丑辰未戌
五行金気(秋) 天干=庚辛 地支=申酉戌
五行水気(冬) 天干=壬癸 地支=亥子丑
これらの命式ではその五行を剋する大運や年運が巡る時、またその五行が表す方角を破る時には凶事に見舞われると言われています。
その他には「年上正官格」と言い、年上に正官がありその他に正官や傷官がなく財星がある命式では先祖からの遺徳を受け大発展できる命式です。年の柱に吉星(食神、正官、正財、偏財、印綬)がある場合、多くは先祖が名家であったり、本家筋の跡取りになる家に生まれたとも言えます。
四柱推命鑑定の中でもそう頻繁には出会えない命式ですが、このような命式の方はほんとうに羨ましいですね。
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